私たちは「東京都中央卸売市場大田市場」で仲卸、水産加工業をしております。 特に「四国の魚」を中心として目利きが選んだ魚を全国のお客様にお届けしています。「東京都食品衛生マイスター」を取得した衛生管理の行き届いた自社加工場で、朝仕入れの魚を活締めからカットまで加工しています。
今までは主にホテル、結婚式場、居酒屋チェーン様へ卸す業務だけでしたが、 個人向け商品の展開をスタートしました。最新のアルコール凍結機「凍眠」を採用し、解凍しても味が劣化しない冷凍の商品を真空パック状態でお届けいたします。
鳴門海峡と海に囲まれた徳島県は漁業も盛んで美味しい海の幸が豊富にあり、いわゆる関西の台所を担っています。
徳島県の魚は「鳴門鯛」が有名ですが、次に続くブランドを作り、徳島魚市場の担当者は徳島県をPRして知名度アップしたいと思っていました。そこで地元で養殖されている「ぶり」に生産高全国一のすだちを使って開発をスタートさせたのが「すだちぶり」です。
すだちは果汁だけ使われ果皮は捨てられていました。それを有効活用して養殖ぶりの配合飼料の開発し、1年半の試行錯誤を繰り返し完成したのが「すだちぶり」です。また、すだちぶりの生産地である北灘漁業協同組合は現在養殖エコラベルをダブル認証(AEL・MEL)している漁場です。ぜひ一度お召あがりください。
1.秘密その1~飼育環境のこと~
鳴門海峡の潮流は日本一の速さを誇り(最大20㎞/h)、西側に位置する北灘漁場は水質が良く、飼育に適した環境です。
2.秘密その2~飼育の方法のこと~
ストレスを与えないため全国でも珍しい大型生簀を採用し飼育しています。身が引き締まり、きめ細やかな肉質になります。
3. 秘密その3~餌のこだわりのこと~
生産量全国一の徳島県産すだちの果皮を添加した環境に優しい配合飼料(EP)を開発し、餌への履歴管理、品質管理をしています。
4.秘密その4~健康と美容に良いこと~
すだちの果皮にはビタミン類・カルシウムが豊富。すだちぶりの可食部には一般の養殖ぶりより約4倍のビタミンEが含まれています。そのためさっぱりとした味で、臭みがなく、食べやすいぶりになりました。
5.秘密その5~SDGSへの取り組みのこと~
AEL養殖エコラベル(生産段階認証基準)と、MEL養殖エコラベル(養殖認証)をダブルで取得。安全かつ安心はもちろん、環境に配慮した水産資源の持続可能な利用を目指しています。